よくあるご質問 FAQ

SDSに記載する会社情報は、どの会社の情報を記載するのでしょうか? SDSの記載方法

SDSには、供給者(製品を提供する会社)の会社情報を記載します。
SDSは化学製品の提供に合わせて相手先に提供することになっています。
この製品を提供する者を供給者(サプライヤー)と言い、SDSには供給者の会社情報を記載します。製品の所有権を有する者が供給者となります。運送業者や、売買に直接関わらない仲介業者は供給者とはなりません。

化学製品が製造業者から、卸売業者を経て、小売業者に販売されていく場合について説明します。

製品の流れ:製造業者① -(販売A)→ 卸売業者② -(販売B)→ 小売業者③
  • 販売Aにおいては、製造業者①が供給者となります。①は供給者として①の会社情報を記載したSDSを卸売業者②に提供します。
  • 販売Bにおいては、卸売業者②が供給者となります。②は供給者として②の会社情報を記載したSDSを小売業者③に提供します。

製造業者は製品の詳細な情報を知っているので、適切なSDSを作成することができます。
これに対して、製品の詳細を知らない卸売業者は、適切なSDSを作成することが困難です。
この場合は、製造業者から入手したSDSの会社情報の部分を、卸売業者の情報に書き換えてSDSを作成できます。
ただし、入手したSDSに疑問点がある場合には、製造業者に確認し必要に応じて修正を求めるなどの対応が必要です。
また、供給者情報に加えて、製造業者の会社情報(社名、住所など)をSDSに記載することも可能です。

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