GHS Assistant ver4.12をリリースしました。
2021.06.24
更新内容について、下記の通りお知らせ致します。
データメンテナンス対応
- NITE統合GHS分類の平成26年のデータ修正を反映
- NITE 化学物質総合情報提供システムのデータ更新に対応
- 化審法の優先評価化学物質の変更、新規指定、指定取り消しに対応
- EU CLPのGHS分類結果を改訂するATP14に対応
- 安全データシートの編さんのための要件を修正する欧州委員会規則((EU) No. 2020/878)への対応
- MARPOL条約附属書IIの改訂(環境省告示第39号に対応)
- ACGIH 2021 TLV and BEIへの対応
- 米国TSCAインベントリーの改訂に対応
- 米国California Proposition 65の改訂に対応
- 米国SARA313(TRI 有害化学物質放出インベントリー)の2021年報告対象物質を追加
- 英文SDS作成に用いるHフレーズ、Pフレーズを統一
- 台湾の毒性及び懸念化学物質管理法の改訂に対応
- 危険有害性情報の明らかな重複を避けるための危険有害性情報の優先に関する決まりを適用
- SDSの改訂と自動改訂の画面に設定項目を拡充
- ラベル編集画面の仕様を改善
- NITE-Gmiccs(独立行政法人 製品評価技術基盤機構の混合物分類判定ラベル作成システム)の注意書き絞り込み表への対応を開始
- 化学辞書の追加、訂正
NITE統合GHS分類の平成26年度のデータが修正されましたので、これを反映させました。
NITE化学物質総合情報提供システムの2021年3月9日、および2021年4月2日のデータ更新に対応しました。
化審法の優先評価化学物質の変更、新規指定、指定取り消しがありましたので、これらに対応しました。
EU CLPのGHS分類結果を改訂するATP14 (COMMISSION DELEGATED REGULATION (EU) 2020/217 of 4 October 2019)に対応しました。
EU REACH規則((EC) No. 1907/2006)の附属書II 『安全データシートの編さんのための要件』を修正する欧州委員会規則((EU) No. 2020/878)への対応を継続中です。今回はEUの許容濃度の出力を開始しました。
MARPOL条約附属書IIの改訂(環境省告示第39号に対応)に対応し、有害液体類のデータを改訂しました。
ACGIH 2021 TLV and BEI に対応し、許容濃度と発がん性データを更新しました。
2021年2月9日の米国TSCAインベントリーのデータ改訂に対応しました。
2021年3月19日の米国California Proposition 65のデータ改訂に対応しました。
2021年1月12日のデータ改訂に対応し、米国SARA313の2021年報告対象物質を追加しました。
欧米および東南アジアにてGHS7版の採用及び採用検討が進みつつあることを考慮し、Hフレーズ、PフレーズをGHS7版の文言に統一しました。
2020年10月30日の改訂に伴い、懸念化学物質に対象物質を追加しました。
注意書き(Pフレーズ)の重複や冗長を避けるための優先の決まりには長年対応してまいりましたが、危険有害性情報(Hフレーズ)の重複や冗長を避ける措置も本バージョンから導入しました。
改訂後SDSの作成者という設定項目を設け、改訂後SDSの作成者を設定できるようにしました。
従来のGHS Assistantでは、設定に応じてラベル編集画面に出現するボタンが変化し、判り難いという問題がありましたが、この問題を解消しました。
これまでGHS Assistantがご提供してきたラベル注意書き絞り込み表は、経済産業省の混合物GHS分類判定システムの注意書き絞り込み表に準拠しておりました。ところが本年4月1日から当該システムがNITE-Gmiccsに継承され、ラベル注意書き絞り込み表も更新されましたので、GHS Assistantも更新された内容に基づく注意書き絞り込み機能のご提供を開始いたします。
法規データ改訂、お客様からのご要望等に対応して、化学物質を適宜追加、訂正しました。
システム対応
- 編集画面入力欄の改善
- SDSに出力する日付の形式を増設
- SDS閲覧画面のフラグ機能の新設(サーバ版限定機能)
- 操作説明書の改訂
- その他軽微な不具合修正や機能改善に対応
pHの入力欄を計算用と表示用に分離し、温度のデータに関し、華氏の入力欄を整備しました。
SDS提出先の国・地域で頻用される文書形式を念頭に、日付の形式について五種類を設けました。
SDS閲覧画面において、多数登録されているSDSの判別を容易にし、所属グループに応じて参照権限を個別に設定できるフラグ機能を新設しました。
これまでにご提供してきた機能を網羅して、GHS Assistantの操作説明書を第10版に改訂しました。
軽微な不具合、機能変更、パフォーマンス改善対応を行ないました。