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補助金

【最新版】IT導入補助金2025とは?中小企業が知っておきたい活用ポイント

2025.09.04

IT導入補助金とは?

「IT導入補助金」は、中小企業や小規模事業者が ソフトウェアやクラウドサービスなどのITツールを導入する際に、
その経費の一部を国が補助してくれる制度です。
目的は、生産性向上や業務効率化、さらにはDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を後押しすることにあります。

2025年度版では、最低賃金の引き上げやインボイス制度への対応、さらにセキュリティ強化など、
時代の課題に合わせた支援内容に拡充されています。
 

補助の対象となる事業者

対象は「中小企業・小規模事業者」ですが、業種ごとに条件があります。

一部をご紹介すると、

  • 製造業・建設業・運輸業:資本金3億円以下、従業員300人以下
  • 卸売業:資本金1億円以下、従業員100人以下
  • 小売業:資本金5,000万円以下、従業員50人以下
  • サービス業:資本金5,000万円以下、従業員100人以下
  • その他、医療法人・学校法人・NPO法人なども対象。
     

補助金の種類と内容

実際に、SDS作成・GHSラベル作成支援システム「GHS Assistant」を例に見てみましょう。
 

補助率と補助額

  • 補助率:1/2以内
  • 補助額:5万円以上150万円未満
  • 対象:すべての言語・エディションのGHS Assistant が対象
    (例:日本語、英語など)
     

・申請から導入までの流れ

大まかなステップは以下の通りです。

  1. 交付申請
    ITベンダーと一緒に申請内容を作成し、補助金交付を申請。
  2. ITツールの契約・導入
    承認後にツールを発注・契約・利用開始。
  3. 事業実績報告
    実際の導入内容・支払い実績などを報告。
  4. 事業実施効果報告
    導入後の効果(生産性向上など)を報告。
  5. 補助金の受け取り
    審査を経て、補助金が交付されます。
     

つまり申請する事業者は、「申請して終わり」ではなく、導入→報告→効果検証 まで一連の手続きが必要です。
 

・導入例(シミュレーション)
「GHS Assistant 日本語パーソナル版と英語言語追加版を2年間利用した場合の料金と補助金説明図。通常契約では合計264万円、IT導入補助金を活用すると132万円の補助、実質負担132万円となることを示す。」

  • 通常契約の場合
    利用料合計:264万円(日本語180万円+英語84万円)
     
  • 補助金を活用した場合
    • 補助額:132万円
    • 実質負担:132万円
       

半額が補助されるため、導入コストが大幅に軽減できる ことがわかります。
※新規でのGHS Assistantの導入のみとなります。既存のお客様はご了承ください。

 

 

参考情報

https://it-shien.smrj.go.jp/

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