エッチ・アンド・ケー株式会社様
SDS作成時間を大幅に短縮し、研究開発業務への時間配分が増加。
英語・中国語への多言語対応が可能となり、顧客要望にも迅速に対応。
2022年6月 日本語英語パーソナル版をご導入、2024年6月 中国(簡体中文)追加ご契約。
SDS作成支援ツールの導入を検討されたきっかけ
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「JIS Z 7252 GHS に基づく化学品の分類方法」及び「JIS Z 7253 GHSに基づく化学品の危険有害性情報の伝達方法-ラベル,作業場内の表示及び安全データシート(SDS)」の改正に対応するため。
改正に伴いSDS書式が変わるため、当初は手作業で対応する予定だった。
しかし、SDS作成は研究開発部門が兼務して担当しており手が回らず、システム導入が必要になりました。
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自社内手作業で正確なSDSを作成するには時間が掛かりすぎ、またSDS作成件数が多いため作成代行では費用が掛かりすぎるため、システムを導入することとしました。
導入時のSDS作成件数/月と作成担当者数
- 導入前は6名で改訂含め10件/月程度を作成。
現在のSDS作成件数/月と作成担当者数
- 導入当初は、GHS Assistantへの移行のため一時的に増え、20件/月程度作成。
- 現在は導入前と変わらず、6名で改訂含め10件/月程度を作成。
導入前は作成に1件3時間程度かかっていましたが、導入後は1件30分程度で作成できており、時間短縮により、本来の業務である研究開発業務に割ける時間が多くなりました。
件数は月によってばらつきがあり、一度に10~20件の依頼が来ることもあります。
それぞれの研究分野等で担当を分け、6名でパーソナル版を利用しています。
現在特に活用している機能、使い方
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英語と中国語への翻案
システム導入後は仕向け先の法規と言語が一致したSDSを作成できています。
日本語SDS作成のタイミングで他言語のSDSを合わせて作成し、セットで提出しています。
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登録文例(お客様が頻用する独自のフレーズを登録する機能)
日本語と、対応する他言語を10件程度設定し、SDS作成時に利用しています。
この4~5年で、顧客からの要望で変化を感じる事はありますか?
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輸出時のチェックが厳しくなった
ラベルの成分表示とSDSの内容が一致しているか等、中国への輸出時のチェックが厳しくなったと感じます。
GHS Assistant導入の効果
- SDS作成時間の短縮により、研究開発業務に割ける時間が多くなった。
- システムで自動判定できるので、個人差なくGHS分類ができるようになった。
- 英語と中国語のSDS依頼に対して短時間で対応できるようになった。
お客様プロフィール

- 企業名
- エッチ・アンド・ケー株式会社
- 設立
- 1973年2月1日
- 所在地
- 東京都台東区柳橋 2-19-6 柳橋ファーストビル 10階
- 業種
- ポリウレタン系注型剤、接着剤、弾性舗装剤およびフォームの開発・製造
- ご利用のバージョン
- パーソナル版
- 利用言語
- 日本語、英語、中国語
エッチ・アンド・ケー株式会社は、ポリウレタン樹脂の配合技術を核に、お客様の用途やニーズに合わせ込んだ処方の開発・製造を行う提案開発型のポリウレタンシステムハウスです。ポリウレタン注型剤・接着剤・ポッティング剤・フォーム・コーティング剤を主力製品とし、ポリウレア樹脂やイソシアネートプレポリマー製品、植物由来原料を使用した環境配慮型製品の開発にも注力しております。生み出された製品は、様々な業界で試作から量産品に至る幅広い用途に使用されております。