導入を検討したきっかけ
SDS作成ボリュームを考えると、手作業の限界を感じたから
Q. GHS Assistantを導入する前まではどのようにSDSを作成されていましたか︖
A. 定型的な書式を作って全てWordで入力し、各物質に関して調べて都度書き込むといった作業で実施していました。 弊社の製品特徴から、ゼロから全て作らなければいけないSDSはそれほどありませんが、とはいえ作成しなければいけないSDSの数は相当数ありましたので、手作業の限界を当時の担当者は感じていたようです。
SDS・MSDS作成代行/受託サービスとSDS作成支援システム「GHS Assistant」レンタルサービス|株式会社アサヒグラフィック
試作品のSDSがすぐ作れる! 社内の業務分担もスムーズに出来る秘訣とは。
2005年にGHS Assistantの前身であるMSDS Assistantを導入。当初のご利用はパーソナル版だったが、その後社内の業務効率や利用部署、人数の問題や、GHS規格の対応、労働安全衛生法の改正への対応など、より効率的な運用のために2009年にサーバー版に切り替えられた。
SDS作成ボリュームを考えると、手作業の限界を感じたから
Q. GHS Assistantを導入する前まではどのようにSDSを作成されていましたか︖
A. 定型的な書式を作って全てWordで入力し、各物質に関して調べて都度書き込むといった作業で実施していました。 弊社の製品特徴から、ゼロから全て作らなければいけないSDSはそれほどありませんが、とはいえ作成しなければいけないSDSの数は相当数ありましたので、手作業の限界を当時の担当者は感じていたようです。
生産システムと連携も可能、豊富な標準機能とカスタイマイズでニーズと合致
Q. GHS Assistantの導入の決め手は何だったのでしょうか︖
A. 平成26年度に労働安全衛生法の一部改正法の「化学物質のリスクアセスメントの実施」が義務づけられ、SDS及びラベル表示義務の適用範囲の拡大があったとき、弊社で使用する顔料の多くがラベル表示義務対象物質となり 、製品ごとに内容を把握して添付することはほぼ不可能と判断。改めて、市場調査をして他のツールや社内でシステム構築する、などの検討をしましたが、圧倒的にGHS Assistantを活用した方が作業負荷も低く、弊社の基幹システムとの連携も可能とわかり、改めて採択したような感じです。 今ではGHS Assistantを通さないとラベルが出せない状態となっています。 一番手間暇がかかる法規制の部分については、もちろん2~3か月のバージョンアップでカバーして頂けるので、そこに対する手間は省けています。 一方、法規制や規格では通知対象物質・表示対象物質にあがっていないものの、お取引先は通知対象としている、といったビジネス上の対応が必要なことも多々ありますが、そういった時にも、あらかじめ登録しておけば出てくるようになるので、それらを利用し、法遵守はもちろんビジネス上もスムーズになるような対応が出来ていて助かっています。
技術や開発部門でも簡単にSDSを作成。時代や顧客の要望にスピーディーに対応
Q. 導入したことによって、どのような変化がありましたか︖
A. 弊社では1ヶ月に100件近くSDSを作成しているので、もはや使わないとやっていけないですね。恐らくSDSを手作業で作成すると1~3時間/製品くらいかかると思うのですが、GHS Assistantを利用すると10~15分/件程度で出来てしまいます。 一方、時代の流れもあり、「最新(法規に対応した)のSDSをください」と言われるシーンも増えてきて、対応しなけれ ばいけない業務ボリュームとしては増えていると感じています。 また同じく、試作品をつくったり、といった対応や、そのスピードに対する要望もあがってきていてそこに応えられるかどうか、も大きな企業姿勢として問われるところだと思っています。弊社では試作品については技術・開発の担当者がGHS AssistantをつかってSDSを作成し、品質保証が確認をする、という形をとっています。それによって、どこかに大きな業務負荷がかかることなくビジネスチャンスを掴めますし、リスクやコンプライアンスといったものに対する意識を揃えることも出来ていると思っています。 今では社内で10人近くの人間が、何かしらのタイミングでGHS Assistantを活用してますので、それだけの人数できちんと分担できている、ということではないでしょうか。 GHS Assistantを導入することを機会ととらえ、社内のデータ整備や業務フローを考えたり見直すきっかけになった、という場面もありますね。
最新のSDS、またその配布管理を考えていきたい
Q. 今後の更なる活用方法案や、弊社へのご要望があれば教えてください。
A. 先ほどもあったように、最近「最新のSDSをください」「これは最新ですか︖」といった問い合わせや要請が増えたように感じます。 そういった問い合わせに答えている時間、確認している時間も減らしていかないと、と感じています。今利用のサーバー 版には、そういった配布管理機能もあるようなのですが、使いこなせていないので、これを機に改めて活用の仕方、社内の業務についても検討、実施していきたいと思います。
資料請求、お問い合わせやお見積りはお気軽にどうぞ
メールフォームでお問い合わせ
お電話でお問い合わせ
03-6878-8985
受付:平日 AM9:00~PM5:00