SDSに記載する危険有害性の種類について教えて下さい。

GHSは化学品の危険有害性の分類について定めています。
大きく3つのグループに分かれ、その中でクラス分けされています。
物理化学的危険性(16クラス)」「健康に関する有害性(10クラス)」「環境に対する有害性(2クラス)」
SDSは、これらの危険有害性クラスの分類結果を記載します。

GHSは、化学品の危険有害性の分類と表示についての国際的な枠組みです。
GHSは、危険有害性をクラス(種類)分けして、各クラスについて区分(危険有害性の程度)を定義づけし、その評価基準を定めています。
GHSは、2年ごとに改訂されるために、危険有害性のクラス分けや名称が変更されることがあります。
以下、GHS改訂4版(JIS Z 7252(2012))に沿って説明します。
物理化学的危険性は、爆発、燃焼、高圧、酸化、腐食など物理化学的な危険性のグループです。
次の16クラスに分かれています。

  • ●爆発物
  • ●可燃性/引火性ガス
  • ●エアゾール
  • ●支燃性/酸化性ガス
  • ●高圧ガス
  • ●引火性液体
  • ●可燃性固体
  • ●自己反応性化学品
  • ●自然発火性液体
  • ●自然発火性固体
  • ●自己発熱性化学品
  • ●水反応可燃性化学品
  • ●酸化性液体
  • ●酸化性固体
  • ●有機過酸化物
  • ●金属腐食性化学品

物理化学的危険性は、通常は化学製品の成分情報に基づいて分類することができません。
製品自体の物性情報に基づいて分類します。

健康有害性は、急性毒性、発がん性などヒトの健康に対する有害性のグループです。
次の10クラスに分かれています。

  • ●急性毒性
  • ●皮膚腐食性/刺激性
  • ●眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性
  • ●呼吸器感作性または皮膚感作性
  • ●生殖細胞変異原性
  • ●発がん性
  • ●生殖毒性
  • ●特定標的臓器毒性(単回ばく露)
  • ●特定標的臓器毒性(反復ばく露)
  • ●吸引性呼吸器有害性
  • 製品自体の健康有害性の情報が利用できない場合には、成分情報(各成分の健康有害性と含有量)を使って、製品の健康有害性を分類します。

環境有害性には、水性環境有害性とオゾン層への有害性の二つのクラスがあります。
製品自体の環境有害性の情報が利用できない場合には、成分情報(各成分の環境有害性と含有量)を使って、製品の環境有害性を分類します。

以上より、多くの場合、次の情報があれば適切なSDSの作成が可能となります。

  • 1.爆発性、引火性、腐食性などの物理化学的危険性に関わる、製品自体の物理的性質。
  • 2.製品を構成する全成分のCAS番号と含有量。

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