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GHS Assistant Ver3.88をリリースしました。

2017.05.11

更新内容について、下記の通りお知らせ致します。

データメンテナンス対応

  1. 消防活動阻害物質の追加
  2. 消防活動阻害物質にシアナミド(CAS番号420-04-2)及びこれを含有する製剤 (シアナミド10%以下を含有する物を除く)を追加しました。
    さらに、CAS 56-23-5、10035-10-6、74-83-9、50-00-0、7664-93-9の5物質は、単一化学物質と混合物の双方とも消防活動阻害物質に該当するため、データを訂正しました。

  3. 労働安全衛生法の表示・通知対象物質の追加
  4. CAS番号 55406-53-6 を表示・通知対象物質 (政令番号606番)に追加しました。

  5. 化管法のデータ訂正
  6. CAS 番号 75-26-3と 50-00-0 のデータを訂正しました。

  7. 登録文例に登録可能な項目を追加
  8. 9章2節に形状、9章3節に色、9章4節に臭い、9章5節にpH を登録可能 としました。

  9. 消防法に関する出力項目を拡充
  10. 消防法危険物の指定数量と指定可燃物の届出数量をカッコ書きで追記しました。
    また、第2類 可燃性固体 引火性固体 危険等級Ⅲ(指定数量 1,000kg)の選択肢を新設しました。
    さらに、第3類 自然発火性物質及び禁水性物質 危険等級Ⅱには、指定数量50kgと指定数量300kgの二つの選択肢を設けました。

  11. EUのREACH SVHC 第16次候補物質に対応
  12. 4物質が追加されて、トータル173物質となりました。

  13. HCS (Hazard Communication Standard) 2012 への対応要環境設定
  14. EUのデータテーブルを用いて英文SDS作成する際に、米国OSHA(労働安全衛生局)の定めたHCS (Hazard Communication Standard) 2012に規定された濃度下限値を用いて、呼吸器感作性、皮膚感作性、発がん性、生殖毒性、特定標的毒性のGHS分類区分を算定できるようにしました。
    環境設定画面にて、HCS 2012のデータテーブル、EU CLPのデータテーブルのどちらを適用するかを選択可能です。

  15. 引火性液体: 区分4を出力する/出力しない の選択ボタンを新設要環境設定
  16. 世界各国の化学品分類法の相違に対応できるよう、引火性液体: 区分4を出力する/出力しない の選択ボタンを環境設定画面に新設しました。

  17. 水生環境有害性(急性): 区分2、区分3を出力する/しない の選択ボタンを新設要環境設定
  18. 世界各国の化学品分類法の相違に対応できるよう、水生環境有害性(急性): 区分2、区分3を出力する/出力しない の選択ボタンを環境設定画面に新設しました。

  19. 毒劇法のデータ訂正
  20. CAS番号14307-33-6、7778-50-9、7789-09-5、10102-45-1、13746-98-0、16901-76-1、10588-01-9のデータを訂正しました。

  21. 日本GHS分類の特定標的臓器毒性のデータ訂正
  22. CAS番号111-84-2、107-49-3、872-50-4のデータを訂正しました。

  23. NITE 化学物質総合情報提供システムデータ更新対応
  24. 2017年3月21日のデータ更新に対応しました。

  25. 米国EPA(環境保護庁)の発がん性評価データ訂正
  26. 最新情報に基づいて、データを訂正しました。

  27. 化審法: 優先評価化学物質の取り消し及び追加
  28. 官報第6988号の告示に基づき、化審法: 優先評価化学物質9品目を取り消しました。
    さらに官報第6990号の告示に基づき、化審法: 優先評価化学物質2品目を取り消し、16品目を追加しました。
    新規追加分のうち、CAS番号を特定可能な物質は特定して追加しました。

  29. 吸引性呼吸器有害性の分類方法を変更
  30. 混合物の場合、動粘度を考慮して吸引性呼吸器有害性: 区分1 に分類するよう変更しました。
    吸引性呼吸器有害性: 区分1に分類される物質を10%以上含み、かつ、基本データ画面または9章編集画面の動粘度の欄に20.5mm2/s以下の値を入力してハザード計算を行なった場合に、区分1に分類。
    基本データ画面または9章編集画面の動粘度の欄に20.5mm2/s以下の値を入力し、かつ、その直下の炭化水素のチェックボックスにチェックを入れた状態でハザード計算を行なった場合に、区分1に分類。
    (単一化学物質の場合は、従来どおり、区分1に分類される物質は、ハザード計算を行なうと、無条件で区分1に分類されます。 基本データ画面または9章編集画面の動粘度の欄に20.5mm2/s以下の値を入力し、かつ、その直下の炭化水素のチェックボックスにチェックを入れた状態でハザード計算を行なっても区分1に分類されます。)

  31. ACGIHの許容濃度と発がん性のデータテーブルを更新
  32. ACGIH 2017 TLVs and BEIsに基づき、ACGIHの許容濃度と発がん性のデータテーブルを更新しました。

  33. 米国TSCA(有害物質法)インベントリーのリスト更新に対応
  34. 最新版リストに対応しました。

  35. 環境設定画面の設定項目とヘルプ説明の変更要環境設定
  36. 設定項目およびヘルプ説明を全面的に分かりやすく書き換えました。

  37. 土壌汚染対策法施行令の一部改正に対応
  38. 土壌汚染対策法施行令の一部改正に対応し、政令番号3にクロロエチレン(CAS番号 75-01-4)を追加し、これまでの政令番号3以下は、番号を一つずつ繰り下げました。

  39. 化学辞書の訂正
  40. 法規データ訂正等に対応して、化学物質を適宜追加しました。

システム対応

  1. 引火点と初留点/沸点の値が正しく引用されるよう修正
  2. 基本データ画面にある ISCSデータ参照 のボタンをクリックし、表示される成分の物性値を 選択した場合に、引火点と初留点/沸点の値が正しく引用されない現象が認められましたので、修正しました。

  3. 船舶安全法非該当と航空法非該当を自動出力するためのチェックボタンを新設要初期設定
  4. 初期設定画面にチェックボックスを新設しました。予めこれらにチェックを入れておくと、国連番号に該当しない場合に、船舶安全法に該当しない、航空法に該当しない、の文言が15章に自動出力されます。

  5. 基本データ画面または3章の混合物/単一化学物質の選択と、初期設定の混合物(製剤)/単一化学物質(工業用純品)の選択を連動させる機能を新設要環境設定要初期設定
  6. 基本データ画面または3章編集画面にある混合物/単一化学物質の選択ボタンと、初期設定画面にある混合物(製剤)/単一化学物質(工業用純品)のチェック選択を「連動させない」/ 「連動させる」 の選択ボタンを環境設定に新設しました。

  7. GHSデータ登録の不具合を修正
  8. 辞書データのGHSデータ登録を行なう際に、JPデータを引用、またはEUデータを引用をクリックして引用した根拠データや独自に手入力した根拠データが11章、12章に出力されない現象が認められましたので、これを修正しました。

  9. ラベルCSVエクスポート対象項目に毒劇法該当成分名を追加
  10. 毒劇法該当成分名をラベルCSVエクスポート対象項目に加えました。
    メインメニュ- > ラベルデータ管理 > CSVエクポート設定で、
    エクスポート対象項目のプルダウンメニューの中に、毒劇法「毒物」該当成分と 毒劇法「劇物」該当成分を加えました。

  11. 成分表の表示機能強化
  12. 基本データ画面と3章編集画面の成分表に下記の機能を設けました。

  13. その他軽微な不具合の修正や機能改善対応
  14. 軽微な不具合、機能変更、パフォーマンス改善対応を行ないました。

上記以外にも物質の情報追加などさまざまな対応を行なっております。

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