GHS Assistant Ver3.93をリリースしました。
2018.07.09
更新内容について、下記の通りお知らせ致します。
データメンテナンス対応
- NITE 化学物質総合情報提供システム 2018年3月20日のデータ更新に対応
- NITE 化学物質総合情報提供システム 2018年4月17日のデータ更新に対応
- 平成28年度までに公表された厚生労働省・経済産業省・環境省によるGHS分類結果の修正、ならびに正誤表に対応
- 日本GHS分類データのうち、NITE公表データに基づかないデータを削除
- 化審法の対象物質一覧を更新
- 毒物及び劇物指定令の一部改正に対応
- 毒物及び劇物指定令のデータを訂正
- ACGIHの許容濃度と発がん性のデータテーブルを更新
- 米国 OSHAの許容濃度とNIOSHの推奨濃度を最新データに基づいて更新
- 米国TSCA Inventory の更新(2018/04/12公表)に対応
- California Proposition 65の最新リスト(2018/05/25公表)に対応
- EU CLPのデータ修正
- 作業環境評価基準を一部訂正
- IATA特別規定の改訂
- REACH SVHCの改訂
- 化学辞書の追加、訂正
2018年3月20日のデータ更新に対応しました。
2018年4月17日のデータ更新に対応しました。
平成28年度までに公表された厚生労働省・経済産業省・環境省によるGHS分類結果の公表、ならびに、他のGHS分類結果の修正と正誤表に対応しました。
NITE公表データに基づかない各種データを削除しました。
化審法の対象物質一覧を更新しました。
平成30年6月29日の政令第197号に基づき、毒劇物のデータを改訂しました。
CAS 60-24-2の2-メルカプトエタノールを10%以下含有する製剤が政令劇物(法令番号100の16)に該当するようデータを訂正しました。
ACGIH 2018 TLVs and BEIsに基づき、ACGIH許容濃度と発がん性データを更新しました。
金属複合酸化物のように許容濃度が設定された元素を複数含む物質の場合、各々の元素の許容濃度を出力できるようにしました。
米国 OSHAの許容濃度とNIOSHの推奨濃度を最新データに基づいて更新しました。
2018/04/12公表の米国TSCA Inventory の更新に対応しました。
2018/05/25公表のCalifornia Proposition 65の最新リストに対応しました。
Index No. 613-167-00-5に対応するCAS番号として、55965-84-9のみを対応させ、26172-55-4と2682-20-4を除外しました。
また、Index No. 601-043-00-3には、CAS 95-63-6の1,2,4-トリメチルベンゼンに加えて、CAS 25551-13-7のトリメチルベンゼン異性体混合物も対応させ、CAS 95-63-6の1,2,4-トリメチルベンゼンと同じハザードを付与しました。
インジウムおよびその化合物の 作業環境評価基準(2012) <= 0.3 μg-In/m3 を削除しました。
2018年発効のIATA規則 第59訂版に基づき、IATA特別規定を改訂しました。
ECHAプレスリリース(2018/06/27)に基づき、第19次REACH SVHCに10物質を追加しました。 REACH SVHCは合計191物質となりました。
法規データ改訂、お客様からのご要望等に対応して、化学物質を適宜追加、訂正しました。
システム対応
- 化学辞書の拡充
- 中国の国家標準に準拠したヘッダー作成機能を新設
- 毒物及び劇物のラベル表示に対応
- GHS分類区分一括登録機能のご提供を開始
- 会社ロゴを出力するページの選択に対応
- 成分表編集画面の機能拡充
- 成分表コピー機能を新設
- 類似注意書きの出力制御を廃止
- 消費者製品用の注意書きを非印刷にする設定項目を新設
- その他軽微な不具合の修正や機能改善対応
呼吸器感作性: 区分1A、1Bの登録欄と皮膚感作性: 区分1A、1Bの登録欄を追加しました。
さらに、日本とEUのGHS分類基準では、特定標的臓器毒性(単回ばく露): 区分1と 特定標的臓器毒性(反復ばく露): 区分1である化学品の含有量が1%以上10%未満である混合物が区分2に分類されますので、これに対応するための含有量上限値と下限値の入力欄を設けました。
その他、各種GHSデータ登録画面の説明を拡充させました。化学辞書に関する操作マニュアルも改訂しました。
『GB/T 17519-2013 中国化学品安全技術説明書作成に関する国家標準』 に示された型式のヘッダーを自動作成するための設定項目を環境設定に設けました。
中国向けの簡体字中国語SDSを作成の際には、環境設定の▼SDSデータシート作成にて、『SDSのヘッダー形式の選択』を『中国の国家標準に対応』に設定してください。
毒物に該当する場合は、赤地に白文字で「医薬用外毒物」、劇物に該当する場合は、白地に赤文字で「医薬用外劇物」と出力されるようにしました。
SDSデータ管理メニューの「登録データのインポート」の対象データにGHS分類区分を追加しました。
本機能を使用することにより、貴社固有のGHS分類区分データ一覧を作成し、それをGHS Assistantに一括インポートして、化学辞書内部に貴社固有データとして登録することができます。詳しい内容は、操作マニュアルをご参照ください。
システム管理メニューの会社ロゴ設定において、会社ロゴを登録する際に、当該ロゴを出力するページを全ページ、或いは、1ページ目のみの何れかに選択できるようにしました。
基本データ画面、または3章編集画面の成分表編集画面において、成分数が多い縦長の成分表であっても、最上段の表題を確認しながら縦横双方のスクロールバーを動かして全体を閲覧できるようにしました。
成分表データを任意にコピーできるようにしました。詳しい方法は、操作マニュアルをご参照ください。
P201とP202に対して類似注意書きの出力制御が適用され、P202が出力される場合は、P201が出力されないように設定されておりましたが、この措置を廃止いたしました。
消費者用の注意書きであるP101、P102、P103を非印刷にする設定項目を初期設定に新設しました。 消費者用製品の場合には、これらのチェックボックスにチェックを入れておくと、SDSに出力されません。
軽微な不具合、機能変更、パフォーマンス改善対応を行ないました。
上記以外にも物質の情報追加などさまざまな対応を行なっております。