GHS Assistant Ver4.06をリリースしました。
2020.04.07
更新内容について、下記の通りお知らせ致します。
データメンテナンス対応
- NITE 化学物質総合情報提供システムのデータ更新に対応
- JIS Z 7253 : 2019の正誤表を反映
- 安衛法の健康障害防止指針の改訂
- MARPOL条約附属書II 改訂有害液体物質の追加
- EU CLP附属書VIの表3のGHS分類結果を改訂
- EU REACH SVHCの改訂
- EUのList Numberのご提供停止
- 米国SARA313の該当物質名の出力に対応
- 許容濃度の改訂に対応
- 中国の危险化学品目录(2015版)の該否判定方法を変更
- 中国の厳格制限有毒化学品目録(2020年版)に対応
- 台湾の有機溶剤中毒予防規則の出力に対応
- 台湾の毒性化学物質一覧表のデータ出力形式を変更
- 台湾既存化学物質インベントリの該当情報の出力場所を移動
- 2章 危険有害性の要約にて、注意書きの出力条件を解除
- 化学辞書のGHSデータ登録にて、毒性乗率(M値)を加味した水生環境有害性 短期(急性):区分1データ の登録に対応
- 化学辞書の追加、訂正
2020年1月28日のデータ更新に対応しました。
JIS Z 7253 : 2019の正誤表に基づき、危険有害性情報、注意書き等を修正しました。
厚生労働省告示第三十六号に基づき、アクリル酸メチルとアクロレインのニ物質を健康障害防止指針に追加しました。
環境省告示第二十四号に基づき、MARPOL条約附属書II 改訂有害液体物質のY類同等の27に1-ドデセンを追加しました。
COMMISSION REGULATION (EU) 2018/1480 (ATP13)に基づき、GHS分類結果を改訂しました。
EU REACH SVHC(第21次)に基づき、SVHC 4物質を追加しました。
EC No.のうち、List Numberのご提供をとりやめました。
米国SARA313有害物質放出インベントリ収載の有害化学物質を米国向けSDSの15章に出力可能としました。
GBZ 2.1-2007に替わって制定されたGBZ 2.1-2019のデータご提供を開始いたしました。
危险化学品目录(2015版)信息表のGHS分類結果一覧への収載有無のみに基づいて判定が行なわれるようにしました。
厳格制限有毒化学品目録(2018年版)の改訂版である(2020年版)が告示されましたので、これに対応しました。
有機溶剤中毒予防規則の該否判定を行なって、台湾向けSDSの15章に出力可能としました。
台湾向けSDSの15章にて、<<台湾毒性化学化学物質一覧表>>の種別(第1種毒性化学物質、第2種毒性化学物質、第3種毒性化学物質、第4種毒性化学物質、懸念化学物質)ごとにデータエリアを分けて該否判定を行ない、各々の該当成分名を各々のデータエリアに出力するように変更いたしました。
台湾向けSDSの15章にて、台湾労働安全衛生法という大項目の傘下に台湾既存化学物質インベントリの該当情報を出力するよう変更いたしました。
類似の注意書きに対して設定されていた出力条件を解除し、GHS,JIS に沿った必要な注意書きが全て出力されるようにいたしました。
M=1,000,000までの水生環境有害性 短期(急性):区分1の毒性値を入力して分類基準上限値、下限値が自動入力されるようにいたしました。
法規データ改訂、お客様からのご要望等に対応して、化学物質を適宜追加、訂正しました。
システム対応
- おすすめ環境設定を新設
- 分類根拠の表示
- ラベルデータの一括作成
- 成分表の直下に不純物、安定化添加物の入力欄を新設
- 9章 編集画面に 『燃焼しない』のチェックボックスを新設
- 画面各所にボタンを増設
- 環境設定にて、『ページNo. を出力しない』の設定用ラジオボタンを追加
- 操作説明書の改訂
- その他軽微な不具合修正や機能改善に対応
最新バージョンを用いて各国語SDS作成を作成する際の標準的な環境設定を提供してほしい、との多くのお客様からのご要望にお応えし、おすすめ環境設定を設けました。
急性毒性(経口、経皮、吸入)と水生環境有害性(急性、慢性)の分類根拠の表示を可能としました。リッチテキストファイルやPDFファイルにも同一内容を出力できるようにしました。(非加算性健康有害性、特定標的臓器毒性の分類根拠も表示できるよう今後対応して参ります。)
SDSデータを引用したラベルデータ(ラベル原稿データ)の一括作成を可能にしました。
成分表の直下に不純物と安定化添加物の情報を各々分けて記載したいとのお客様のご要望にお応えし、これらの入力欄を設けました。ラベル編集画面にも同様に不純物と安定化添加物の入力欄を設け、SDS記載内容とリンクして、当該情報が出力されるようにしました。
可燃性(ガス、液体及び固体)と引火点の傘下に『燃焼しない』のチェックボックスを新設しました。
SDS、ラベル編集作業をスピーディーに進めるため、画面各所にボタンを増設しました。
試薬キットや二液性レジンのように、複数の化学品から構成される製品で、個々の化学品のSDSを作成し、それらを束ねて一つの文書とし、ページNo. を付与しなおして発行する場合を想定し、『ページNo.を出力しない』の設定用ラジオボタンを追加しました。
これまでにご提供してきた機能を網羅して、GHS Assistantの操作説明書を第6版に改訂しました。
軽微な不具合、機能変更、パフォーマンス改善対応を行ないました。
上記以外にも物質の情報追加などさまざまな対応を行なっております。